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時計塔
   ビッグベンとは国会議事堂の大時計の愛称である。塔に時計があると表情がでる。 銀座の和光、東大の安田講堂しかりだ。1090年頃ウエストミンスター宮殿として 建物ができる。鎌倉幕府が成立し段葛ができた頃だ。それが13世紀ころより議会として 使用されるようになった。1834年に火災にあい、ゴシック風に建替えられた。
テムズ河のほとりにたつ姿が美しい。河の水平ラインに対し建築の縦のラインが バランスして英国的な格調を生み出している。審議を傍聴するという形で内部を見学 することができる。英国議会の様子も一見の価値がある。ベンチとよばれる向かい合う簡素な長いすに議員が陣取り、野次を飛ばしあう。言葉のリングというスタイルだ。   
議事堂全貌

ロンドンアイ
   国会議事堂の対岸下流にロンドン・アイという観覧車がある。右は昔のロンドン市庁だ。 今は改修されマリオットホテルとなっている。テムズ河の南は華やかさに欠ける。 美術館や劇場などいろいろ活性化が試みられているが、今だぱっとしない。 ロンドン・アイも観覧車としては素晴らしい。しかしポツンと存在している。
ロンドン・アイは英国航空が運営する。人気があるので行列覚悟。もしくは予約しておく。 朝一番の日程にしておくのが便利。まずこれに乗ってロンドンを概観し、行動開始。 料金は1500円程度。六本木ヒルズのシティビューと同じか。 デザインがなかなか良い。ぶらさがっているようなゴンドラは上部では何とリングの上。   
離陸するカプセル

頂上からの眺め
   ゴンドラは飛行機のようなカプセルで20人が乗れる。全面ガラスだから見晴らしは良い。 ただし冷房がないので、日差しの強い時はいささか暑い。 ビッグベンやバッキンガム宮殿が良く見える。南のウォタールー駅も全貌が分かる。 ロンドンも狭いようで広い。シティ方面はやや霞んで見える。
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