騎馬隊参上

バッキンガム宮殿衛兵の儀式は華麗である。軍服が美しく凛々しい。 衛兵交代の式典は１１時頃から始る。夏は１日おき電話サービスで確認できる。 0839-123-411にかけるとスケジュールの録音が聞ける。 １０時半ごろより見物客が集まりだす。英国人と外国人が半々といった具合だ。

騎馬隊はホースガーズと呼ばれる近衛騎兵隊の本部から隊列を組んでくる。 先頭は白馬で、続くのは黒馬である。毛並みが美しく大きな馬だ。 白馬にまたがる若武者が片手でホルンを鳴らし到着を知らせる。 後には旗を掲げる馬が続く。十数人の隊列である。

ホルンで合図する

黒い衣装の騎馬隊

近衛騎馬隊の服装は小隊や季節により異なるが、いずれも華やかだ。 馬はよく調教されていて観光客の歓声などにも動じない。 服装も美しいが、馬を飾る馬具もまた素晴らしい。 女王の使用する馬や馬車は南にあるロイヤル・ミューズで見学できる。

バッキンガム宮殿の前のヴィクトリア女王記念碑。 車のロータリーにもなっている。衛兵儀式の見物には良い場所だ。 衛兵交代の式典には様々な見所があるから、どの位置からでも楽しめる。 記念碑は高いだけに全体の進行が分かる。

ヴィクトリア記念碑

剣を構えて挨拶

バッキンガムの東側の兵舎でも儀式がある。 宮殿から引き上げてきた部隊の到着式典だ。ともかく儀式が多い。 多様な儀式をかたくなに守って行うのもイギリス人気質である。 この兵舎の東側には近衛兵博物館がある。

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