ホームズさん

ホームズが住んでいたのはベーカー街。ロンドンの北部分だ。地下鉄のベーカー駅 を出るとホームズが待っている。パイプを加えてウェルカムと言ってくれる。 遠慮なく挨拶をして、いろいろ聞いてみよう。ホームズ博物館は駅を出て右側数分 のところにある。マダム・タッソーは駅を出て左に行く。

地下鉄ベーカーストリート駅の内部は照明といい、窓のデザインといい、ホームズの 世界を再現したような駅だ。電車を待つ人々の様子もなんだか１００年前に遡ったような風情で、ロンドンの街の面白さを感じられる。ホームズホテルも近くに あるが、２００１年に改装され、きれいになりすぎた感がある。

ベーカー通駅

ホームズ博物館

さてホームズ博物館である。玄関にはスコットランドヤードの警官が立っている。 １階はブティックだが、構わず２階に行く。ホームズの書斎や寝室が再現されている。 カバンや灰皿、様々な小道具が１００年の時間を語っている。生活感が意外にある。 部屋全体はそれほど広くなく、階段も狭い。これで中流の生活なのかと思う。

暖炉の前にホームズの帽子などが置いてある。適当に身につけホームズの 振りをするのも面白い。白いエプロンを着た女の子が写真を撮ってくれる。 台所と洗面所は狭くわびしい。今の英国の家庭でもそんなものだ。 ホームズを取り巻く生活環境が想像できて、お奨めの場所である。

ホームズになる

パブ・ホームズ

ホームズと名前のつくパブである。チャリング・クロスの南側にある。 １階は普通のパブだが、２階に当時のポスターや思い出の小物が沢山展示して ある。ホームズ博物館のように入場料をとるわけでもない。ただ見学だけで２階に 上がるのも何だから、麦酒の１杯でも注文すべし。にぎやかなパブだ。

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