世界の散歩道    ロンドン テムズ下り   home


船着場
   テムズ河を下ってみよう。ロンドンアイを後にして国会議事堂やウエストミンスターを 見る。テムズ河の国会議事堂近くに船着場がある。上流のウインザーに行く便もあるが、 今日はタワーブリッジまで下って見よう。時間は30分程度だ。 船の種類は50人乗りから300人乗りまで様々。大型船にはバーやカフェもある。
国会議事堂前を出発すると、左手にチャリングクロスの駅ビルが見える。バンクと 呼ばれるエリアだ。岸には大小の船が係留され、河には活気がある。 やがてセントポール寺院のドームが見えてくる。主なランドマークは北側、左手となる。 セントポールの向こうのビルはシティの金融関係のビルだ。   
活気あるテムズ

セントポール
   セントポールとモダンテートを結ぶミレニアム・ブリッジの下をくぐる。デザインは素晴らしい。 しかし大勢の人が歩くと橋が揺れ出すという問題が発生した。この揺れは技術的に解決され、 現在は問題なく渡ることができる。いくつかの橋をくぐるが、歩行者専用はここだけ。 パリの歩行者専用橋ポンデザールの向こうをはった橋である。どちらに軍配があがるでしょう。
ロンドンの橋と言えばロンドン橋。そしてこれが現在のロンドン橋である。エッと思うほど何の素っ気もない。昔の橋は老朽化して架け替えられたわけだが、これはひどい。 しかし、もともとの橋もそれほど感動的なものであったわけではないとのこと。 それでもその古い橋はアメリカに移築保存されているそうだ。   
ロンドン橋

タワーブリッジ
   やはり絵になるのがこのタワーブリッジ。これをロンドン橋と思おう。実際に間違えて いる人も多い。美しい間違いだ。1894年の完成でロンドンの歴史の中では 新参者。パリにエッフェル塔が建ち、ニューヨークにブルックリン橋が架けられたころだ。 昔は蒸気エンジンで下部の橋が動いた。橋の博物館としても良く出来ている。
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