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GEビル
   ロックフェラーセンターの中心となるGEビル。昔はRCAビルと言った。 ロックフェラーセンターというのは、この界隈全体を意味し、20本近いビルや 商業施設が含まれる。レインボールームという年配のアメリカ人夫婦がダンスを 踊るレストランはGEビルの65階になる。ノスタルジアの世界が待っている。
GEビルは1931年完成だからエンバイア・ステートと同じ頃。ここは1階の ロビーで、荘重で巨大な壁画、天井画に圧倒される。ニューヨークの面白さは 20世紀という時が凝縮していることだ。パリやロンドンは19世紀を残している。 それに較べると東京は過去の陰影が極めて薄い都市である。   
GEビル1階ロビー

はためく日の丸
   ロックフェラープラザはGEビルの東にある半地下のエリアだ。プロメテウスの像や 世界各国の旗がたなびき、冬にはニューヨークを代表するクリスマス・ツリーが 展示される。別に何があるわけではない。観光客が何か見るものはないかと探す ので世界の国旗を並べた。ここで日の丸を見ると安心する。無視はされていないと。
五番街から見るロックフェラープラザ。サックス側から見た風景だ。地味な褐色の 外壁、看板もない。ピカピカのガラスもない。1930年代をきちんとキープしている? 紀伊国屋とか和菓子屋とかあり、日本に出会う場所でもある。サックスという ブランドデパートが近いのも、ロックフェラーセンターの利点である。     
サックスから

NBCスタジオ
   GEビルにはNBCスタジオが入っている。ここのスタジオ・ツアーも好評だ。 ニューヨークは歩いていると背筋が伸びる街だ。ヨーロッパ系、アジア系、年齢を 問わず、しゃきっと背を伸ばして歩く。高層ビルがぎっしりと詰まり、垂直ラインが 意識を上にひっぱるからではないかと感じる。新宿では体験できない爽快さがある。



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