明るくなった４２丁目

タイムズ・スクエアが激変している。明るくなり安全になった。繁華街のエリアが 拡大している。夜でも家族連れで歩ける場所になった。ジュリアーニの成果なのか。 ４２丁目のポートオーソリティ近くにシネコンができ、インターネットカフェが開き、 明るい若者がうじゃうじゃいる。以前はドラッグを求める暗いエリアであった。

ヤンキーズのクラブハウスも４２丁目にある。チケットや松井グッズなどを販売して いる。市内にいて野球のチケットが買えるのは便利だ。ヤンキースタジアムは 地下鉄で３０分程度の距離。かなりの下町でガラが悪い。そこまで行く必要がない わけだ。クラブハウスは市内にあと２店ある。

ヤンキーズ

ナスダック

ナスダックという証券取引所のショールームもタイムズスクエアに店を出した。 丸いビルの壁全体をスクリーンにして巧みにメッセージを伝える。 株の取引が日本より日常生活に溶け込んでいるアメリカの躍動感を感ずる広告だ。 ビジュアルな演出がうまく、あっという間にタイムズスクエアの空間の質を変えた。

タイムズスクエアを変えた原動力の一つはディズニーの進出だろう。 ここはライオンキングのロングランが続くニューアムステルダム劇場。続々と 巨大なリムジンが横付けされる。いかにもニューヨーク的光景だ。この劇場は 劇場案内ツアーもやっている。ライオンキングの舞台裏ものぞけるツアーだ。

ライオンキング

騎馬警官

タイムズスクエアの名物の騎馬警官。さすがに馬は大きいし、腕組みする警官も強そうである。こうやって見張っていれば悪人も行動を起こせないだろう。 存在感ある警備が犯罪を予防する例だ。しかし、いざという時に馬が役に立つとは 思えない。人ごみの中を逃げていく犯人を馬で追いかけたら、歩行者が犠牲になる。

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