パリの散歩道    凱旋門界隈を散歩する  


凱旋門
   凱旋門はパリの西に威風堂々とそびえる。中は博物館、屋上は展望台に なっている。様々な記念日にここからパレードが始り、コンコルド広場で 終わる。パレードが通る道がシャンゼリゼだ。門の下は無名戦士の墓に なっており、永遠の火がともされ、国旗が掲揚されている。
ドイツで戦死したマルソー将軍を追悼したレリーフ。シャゼリゼ側右上となる。 凱旋門はナポレオンの企画によりフランス軍の栄光をたたえる記念碑として 1806年に着工した。10個のレリーフがあり、ナポレオンの功績が題材である。 内側にはナポレオンに仕えた558名の将軍の名が刻まれている。   
レリーフ

トンネル
   年中無休で朝9時から夜11時まで開いている。料金は35F。凱旋門の直近 は車のロータリーになっていて渡れない。北側に1箇所だけあるこの地下通路でアクセスする。シャンゼリゼ側から見て右となる。 かなり暗い中を群集が歩く。昔のパリの雰囲気を感じさせる通路だ。
凱旋門の東側はゆるやかな下り坂となっているシャンゼリゼだ。シャンとは 野原、エリゼとはギリシャ神話の楽園という意味で、エリゼにある野原という ことになる。歩道の幅が広く、車道があることに気づかない。ゆったりと歩 ける。大勢の人があてもなくぶらぶらする界隈である。   
シャンゼリゼ

映画街
   シャンゼリゼを歩く人は観光客よりパリ市民が多い。ここは実は映画街、庶民 向け大型店の街だ。そしてファーストフードや自動車のショールームが並ぶ。 東京で言うと池袋だ。通りが広いため、空が大きく開放感があり、貧相でない。 高級店は通りにはなく、少し離れた区域にひっそりとある。
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