パリの散歩道    パリの蚤の市  


モントルイユ
   モントルイユで開かれる蚤の市。パリの東にあり、メトロ9号線の終着駅モントルイユ 界隈で土曜、日曜、月曜の3日間、朝の7時から開かれる。駅を出ると、パリ高速環状 道路がある。これを渡ると広大な平地にテントが沢山並ぶ。車の中古品も出て いる。骨董というより生活用品が多い。界隈にはビジネスホテルが増加している。
蚤の市には食べもの屋も店を出している。これは焼き栗屋。香ばしい匂いが辺り一面に漂い、秋を感ずる。モントルイユ、サン・トゥアン、ヴァンヴいずれも 高速環状道路の脇にある。高速道路は昔、パリの城壁があったところ。城の内側 では税金がかかるので、外側で市がたった。市の風景は数百年前と変らないだろう。   
焼き栗売り

ヴァンヴの着物
   ヴァンヴはパリの南側。メトロ13号線を降りて住宅街をぬけ、高速道路の脇に出る。 周辺は学校や住宅になり、市は道路脇で開かれる。規模は小さいが、品物が充実して いるので人気がある。骨董や古着が多い。日本の着物も数店が出している。 民族系の古着は日本のものだけで、他のアジア・アフリカ系はない。
サン・トゥアンはパリの北になる。メトロ4号線の終点、クリニャンクール駅の北側。 駅を降りると露天商が店を出しているが、マルシェは高速道路のガードを越えた所 に広がる。規模は極めて大きい。ショッピングモール的な部分もある。フランス人形 の店も多い。人形は衣装が時代や地方の特色を色濃く残している。   
フランス人形

ポスター
   サン・トゥアンはインテリア関連の家具やポスターなども充実している。絵画や ポスターは専門のマルシェがあり、その数も数十あって迫力である。靴なら靴のマルシェ、 革ジャンならそれだけのマルシェがあるので、目的のマルシェを発見するのが 肝心。周囲は工場や倉庫街で車の往来も激しいところだ。
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